ダイカットマシンでダイカットしてみた。レースをつくって手帳に貼った。左ページの黒いテープ状のもの、右ページの下の方のトレペのレースがそれである。
♦️♦️♦️♦️♦️
小型のダイカットマシンを手に入れた。7.5cm×15cmまでのカットなので大きさは限られるが、小型であれば、思ったより手軽で3000円から4000円で手に入る。小さいので邪魔にならないのもいい。
🔶
2枚の透明板の間に、紙と、切り抜きたい型であるダイとをはさみ、ハンドルを回してローラーの間をとおすと、紙が型どおりに切り抜かれる。

🔶
クリアスタンプが気に入って、ミニスタンプツールまで作ったことは、以前に紹介した。クリアスタンプを探しているときに、いっしょにセットで売られていることのある平らな金属製のダイを見て、どうやって使うのだろうと疑問に思って調べたのが、ことのはじまりだった。
🔶
ダイで紙を切り抜いて、ダイに合ったスタンプで絵をつけるためのセットだということが理解できた。たとえば、花の型にダイで切って、花の型と同形のスタンプで柄を描くのである。海外製のセットが数多く流通している。ダイで切り抜くために必要なのがダイカットマシンである。
🔶
わたしは、海外製の安価なものを手に入れたが、日本の会社のワンダーハウスの製品もいいかもしれない。
🔶
複雑なかたちをスパッとつくることができる。繰り返せば、同じものを何枚でもつくることができる。マシンといっしょに1枚あたり100円のレースのエッジのダイのセットを手に入れた。それで作ったのが手帳に貼ってある帯状の紙片だ。
🔶
クラフトパンチの本格版といえる、このダイカット、同じものをどんどんつくることができて、スタンプと同様の快感をもたらしてくれる。子どもが喜ぶことは間違いない。ダイの種類は、よりどりみどりで、わたしは最初のダイにレースエッジを選んだが、動物など愛らしいかたちのものもある。
🔶
気に入ったので、他のダイも早速、注文した。海外製のものであれば、比較的手軽に種類を増やせそうである。
🔶
ダイは、スクラップブッキングによく使われる。スクラップブッキングは思い出の写真と紙片を組み合わせて構成するペーパークラフトで、半立体の場合もあるが、広い意味でのコラージュの1種と見ることができる。もともと海外発祥のスクラップブッキングは、日本より海外で需要が大きく、海外製のダイは、円や四角形のような基本的なものから、複雑なものまで種類が多岐にわたっており楽しく選べる。
♦️♦️♦️♦️♦️
1台あると楽しみが広がるダイカットマシン、複雑なかたちがシャープにできあがる過程はワクワクさせられる。また新たな世界を手帳をとおして知ることができた。
(2021.10.02) 手帳2021-26