手帳

平面から球になるクリスマスカード

2021年11月14日

手帳と、球になるクリスマスカード

平面から球になるクリスマスカードを作った。月本せいじさんのデザインである。

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基本形リングのペーパーを組み合わせるだけで、のりを使っておらず、組み方の妙でボールはワンタッチでペタンコになる。すごい!2016年に本『SPHERE 不思議な球体ポップアップカード』を出版されていて大人気なので、作品を存じ上げてはいたが、実際に作って動かしてみると、よくデザインされたなあと、いっそう感激する。インスタで作品を拝見すると、同様の仕組みでさらに複雑な作品を見ることができる。

平面から球になるクリスマスカード
平面から球になるクリスマスカード
平面から球になるクリスマスカード(拡大)
平面から球になるクリスマスカード(拡大)
平面から球になるクリスマスカード(平面にしたところ)
平面から球になるクリスマスカード(平面にしたところ)

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まずはしくみに驚くが、月本さんのデザインや作品をさらに魅力的にしているのは、そのモチーフである。みんなの好きなアリスがたびたび登場したり、心あたたまるクリスマスの風景が登場したりする。また、シンプルなパターンも、シーリングワックスの紋章の図柄のように洗練されている。
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初心者にもわかりやすいよう本にすることができるのもすごいし、うれしい!
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本には、型紙の他に、直接切り抜くことのできるページがあって、すぐに作ってみることができる。切り抜く作業は地味だが、いったん切り抜くと、パーツを組み上げるのは簡単な立体パズルをしているようで楽しい。切り抜いたとき、それぞれのパーツにポストイットを貼って、パーツ番号が区別できるようにしておくと、組み立てがスムーズになる。

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手帳には、クリスマスカードに合わせて、ダイカットマシンで切り抜いたクリスマスツリーとスノーフレークを、クリスマスで華やいだ街を闊歩する女性とともに貼った。ツリーには蝶を飾りつけた。いろいろなテーマのツリーが街を彩り始めた。思い出のツリーはたくさんあるが、今年急逝したパートナーと、2019年にハービスエントで、蝶が舞う輝くメインツリーをいっしょに見上げたのを思いだした。

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クリスマスツリー、イギリスでは、ヴィクトリア朝時代に始まり、1860年代に一般に広まったそうだ。そう、アリスが出版されたのは、1864年。ツリーといっしょのアリスを、これから手帳に登場させることがあるかもしれない。

(2021.11.14)  手帳2021-48

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あってい

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送ることをめざしています。
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