シニアには日々が若い頃より貴重に思えるものです。思い出を手書きの手帳の中に書きこめていく生活の楽しみをほぼ日手帳とミナペルホネンのマスキングテープで始めてみました。
スケジュール管理と記録は初代から使っているiPhoneとApple watch、それに12.9インチとminiの大小2台のiPadでしてきたわ。でも手書きを楽しんでみたくなって、はじめての手帳を使うことにしたの。
えー、いらないですよぉ。
いえいえ、けっこう楽しめますよ。いわば趣味の日記づくりね。歳を重ねてきたせいか、一日一日の小さな出来事を書きとめて手触りのある紙のページをめくる時間ががいとおしくて。もっと早く気づけばよかった。全部デジタルでいいと思っていたから。
なるほど、手帳というとスケジュール管理と情報管理を思いうかべるけど、日記か。
そういえば、最近、バレットジャーナルというきれいな手帳づくりに人気がありますよね。インスタで見たことがあります。
そうそう。バレットジャーナルはもともとは、タスク管理の発想が元になっているのだけれど、日付を自分で記入して自作の手帳をつくるところから、飾りつけをしたオリジナル手帳の楽しみを見つけた人がたくさんいらっしゃるのよ。
興味がわいてきたけど、全部手書きなんて何から始めたらいいのかな。
手書き手帳をはじめて楽しむなら、あらかじめ、ある程度形式が用意されているものの方がいいと思うの。それで、わたしは、「ほぼ日手帳」から始めてみることにしたわ。紙の質が良くて180度開いて平らにできるから、書きやすいし、背が丈夫だからページにあれこれ貼りこんで分厚くなってもバラバラにならないし。ほぼ日ストアから届いたので見てみる?
手帳が届くまで
どこで買うか?ほぼ日ストアがおすすめ!
「ほぼ日手帳」は、ほぼ日ストアだけではなく、ロフトでも購入できるし、ごくごく一部の種類はAmazonでも購入できます。ほぼ日ストアだと送料が770円かかるので、近所にロフトがあればお店で手にとって買ったり、Amazonプライムに入っていれば送料無料で購入することもできます。でも、ほぼ日のサイトを見ると使い方のおすすめや周辺アクセサリの情報満載で楽しいですし、ほぼ日ストア限定のものもあって、手帳にまつわる楽しみを最初に教えてもらってあれこれ選んだものを黄色い箱に入れて届けてもらう買い物体験の楽しさは格別です。シニアにとっては、家であれこれ楽しむ時間はかけがえのないものですし、手帳本体だけでは味わえない世界への入口としてほぼ日ストアが最適です。
手帳の種類はどれにする?まずはオリジナル!
「ほぼ日手帳」は2021年で20周年です。今では、手帳本体の大きさだけでも、いろいろな種類があるのですが、初代の「ほぼ日手帳」を引き継いているのが「オリジナル」。種類によって、それぞれ魅力があり、迷うところでしたが、はじめてということで、スタンダードの「オリジナル」を選びました。文庫本ぐらいの大きさです。スケジュール管理などのために常に持ち運ぶわけではなく、家のテーブルの片隅で気軽に書いて、掌に馴染ませるのなら、ちょうどいいサイズ感です。はじめてなので、1日1ページのフォーマットが決まっているのも「オリジナル」のいいところです。年が始まってしまってからでも、フリーフォーマットではなく、1日1ページの「オリジナル」から始める方が楽しく感じる方が多いと思います。ほぼ日ストアを眺めたり、ほぼ日手帳の使い方大百科『ほぼ日手帳公式ガイドブック2021』の電子書籍を見て決めました。「オリジナル」の価格は税込み2,200円です。
手帳アクセサリーを手に入れよう!
前にも書きましたが、ほぼ日ストアで購入すると、送料が770円かかります。一定注文金額以上送料無料のショップがよくありますが、特別な期間を除いて、そうした特典はほぼ日ストアにはありません。せっかくなので、手帳カバーやあれこれといっしょに、はじめての手帳生活を始めるのもいいと思います。毎年9月に販売開始となる新作の手帳カバーが発表される時期にさしかかっていたので、今回は手帳カバーを購入せず、下敷きと、一目惚れしたミナペルホネンのマスキングテープを上限個数の10個あれこれ注文しました。
手帳が届いた!
箱を開けると
ぽすくまさんが届けてくれました。後から気がついたのですが、お気に入りのマスキングテープをいっしょに購入したのは大正解でした。誕生したばかりのブランドmtのマスキングテープのカラーセットを10年ほど前に手にしていたのですが、ちょうどiPhoneやiPadが生まれた時代と重なり、急速なデジタル化の中で忘れ去っていました。マスキングテープに魅入られて大量にコレクションするマステ沼の人々を見るようにはなっていましたが、手帳に使うことで、はじめて魅力を味わうに至ったのです。
開封すると
袋から取り出すと、「ほぼ日手帳つかいかたブック」が入っていました。「ほぼ日乗務員の手帳のつかいかた40」が、下手な字で素朴なのに魅力にあふれていて、これから使いはじめる勇気を与えてくれます。手帳の表紙は汚れやすそうなので、カバーは必要なことがわかりました。緊急に、クラフト紙で自作して保護し、愛着をこめてマスキングテープをあしらいましたが、長期間の使用に耐えるとは思えません。お気に入りのカバーは売り切れだったので、これから新しいお気に入りが発売されるのを待ちます。
マスキングテープが愛らしい!
ミナペルホネンのマスキングテープは、手帳を早く使ってみたいという思いをかきたててくれました。模様つきのマスキングテープはこれがはじめてで、以前に持っていた単色のマスキングテープセットは、それだけだと使いこなすのにセンスが必要とされるのを感じたのに対し、これは、シール感覚で使えるのと同時に貼り直しが容易で柔らかく面に吸着する特徴をもっているし、長さを活かした使い方もできるので、馴染みのなかった方にも強力におすすめします。
さいごに
はじめての手帳としてほぼ日手帳、どう? ほぼ日ストアで「オリジナル」と下敷きとミナペルホネンのマスキングテープを手に入れて、わくわくする毎日のはじまりよ。その後については、また別の機会にね。筆記具も選んだ方がいいわ。シールやテンプレートも手帳といっしょに使うと楽しいわよ。
書くのは趣味に良さそうだし、毎日のふりかえりのひとときも豊かになりそう。わたしも手帳始めたくなってきました!