シニアの一生の思い出の写真はあちらこちらに、いろいろな種類でたくさんあります。全部パソコンに取り込んで写真整理して、お気に入りの場所で毎日音楽つきのスライドショーを楽しむ方法をお伝えします。

60歳を過ぎたわたし、たくさんの思い出の写真があるわ。
ふりかえるのがとっても楽しくて
毎日1日1回は時間をとってひとときを過ごすの。
わたしも歳をとったら楽しめるようにしておきたいなあ。
でも、紙の写真もあるし、CDに保存してある写真もあるし、スマホの写真もあって、
バラバラにとってあるのよね。いつかは整理したいとは思っているんだけど。


わたしもそうだったわ。紙の写真は古びていくから、不安だったし。
でも、パソコンにすべてを集めてアルバムにしたの。
Macパソコンでは、自動的にできた音楽つきのスライドショーを大画面で見ることもできるのよ。
それは楽しそう!

パソコンに写真を取り込む
紙の写真をデジタルにしてパソコンに取り込む
紙の写真をデジタルにする方法はいろいろありますが、年齢を重ねていると写真の枚数もかなり多いのが一般的です。一念発起して、えいやっとデジタル化し始めるには、スマホでスキャンするのがおすすめです。「フォトスキャンbyGoogle」(iPhoneアプリ)をわたしは使いました。アルバムに貼ってある写真をそのままカメラ撮影してスキャンできるのもうれしいところ。単なる写真撮影と違うのは、アプリの指示にしたがって1枚につきざっくり4回位置を変えてシャッターを押すだけで、写真のテカリなどを補正して取り込めることです。
スマホの写真をパソコンに取り込む
iPhoneからMacへはAirDrop(エアドロップ)で写真を送ることができます。iPhoneからWindows、あるいは、Androidからなどのように、他の場合は、SendAnyWhere(センドエニィウェア)を使えば送ることができます。
CDに保存してある写真をパソコンに取り込む
たくさんの方が使っているノートパソコン、最近はCDドライブがついていないものが増えましたね。わたしの使っているMacBookAirもCDドライブがありません。パートナーが一眼レフカメラで撮影してくれた記念写真の入ったCDをたくさん持っているのですが、中身を見ることができなくなっていました。そこで、2500円ほどの外付けCDと、MacBookAirにつなぐためのApple純正USBアダプタを使っています。100均の安価なアダプタを使う方もいるようです。わたしは、安心のApple純正です。アダプタはUSBメモリから写真を読み込むときも使えます。
Macのアプリ「写真」で楽しむ
「写真」アプリに写真を保存する
Macパソコンに取り込んだすべての写真を「写真」アプリに保存します。保存するとき、iPhoneで撮影した写真には、場所と日付の情報がついているので、そのまま読み込めば「写真」アプリでも日付に合わせてアルバムに取り込まれ、場所の情報を使うことができます。デジタル一眼レフカメラの写真のように日付のデータがついているものは日付に合わせてアルバムに取り込まれます。紙写真をスキャンして作ったデータは、スキャンしたときの日時に合わせてアルバムに取り込まれますので、他の写真がない日に、紙の写真の撮影順にスキャンしておくと、後から楽しむときのためになるでしょう。
スライドショーを楽しむ
「写真」アプリでは、Macが作ってくれた音楽つきのスライドショーを「メモリー」の項目で見ることができ、日々新しいスライドショーが蓄積されていきます。スライドショーでの写真にはKen Burns(ケン・バーンズ)エフェクトという、動きのあるズーム効果がかけられているので、映画を見ているように変化に富んでいて飽きず眺めることができます。とある日の思い出の写真のスライドショーや、写真の顔を自動認識してくれるので、人物別のスライドショーや、人物の組み合わせ別のスライドショーも見ることができます。地域別のスライドショーも作ってくれます。
プロジェクターで楽しむ
大画面で見たいときは、8000円ほどで購入した低価格なプロジェクタにHDMIケーブルでつないで見ています。高画質というわけではないですが、それなりに大画面で楽しめます。MacBookAirにはHDMI端子がないのでアダプタが必要になります。わたしは、元々持っていたので新たに購入することはありませんでした。わたしはテレビを持っていないのでしていませんが、テレビにつなぐこともできますね。
おわりに

コンパクトで長時間電力がもつM1 MacBookAirをたずさえて
家のお気に入りの場所で今日もアルバムを楽しむわ