手帳

佐々木マキさんのアリス

2021年9月5日

sasakimaki_alice

この絵のアリス、いい! 佐々木マキさんのさし絵のアリスをうっかり買ってしまった。
はじめての手帳にアリスのフレークシールを貼った勢いで手に入れたマーティン・ガードナーの『詳注アリス』5280円を、すてきな人へのプレゼントにしたいなどと言っていたが、これも誰かにプレゼントしてみたくなる本だ。

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佐々木マキさんといえば、絵本『やっぱりおおかみ』、人によれば村上春樹さんの本の表紙の作者といった方がとおりがいいのだろう。ユニクロのTシャツになるぐらいだから。わたしはといえば、村上春樹さんの本は表紙を見たことがあるだけで、読んだことがない。1977年に世に出た絵本『やっぱりおおかみ』に関しては、当時のものが、家のどこかにあるはずだ。マンガのコマ割りになっていて雰囲気のあるこの絵本は誰もが好きになる。


多作の人気絵本作家、イラストレーターの佐々木マキさんは1946年のお生まれだそうだ。糸井重里さんが1948年。いわゆる団塊の世代である。この世代の方には、ずいぶん仕事でお世話になっているので、定年されて以来、お会いしていない尊敬するお知り合いの方に思いをはせ、お2人のように元気に違いない、いやどうだろうかと考えてみたりする。


ほぼ日のインタビュー記事があって、タイトルは「佐々木マキさんの心にはおなかをすかせたおおかみが住んでいて!?」だ。柔和な笑顔の紳士の佐々木マキさんの顔写真と、記念すべき絵本第一作のヤンチャなおおかみの絵がタイトルの文字に添えられており、インタビュー記事は読みやすく、とてもおもしろい。ほぼ日さんには感謝するばかりだ。


佐々木マキさんの『不思議の国のアリス』の翻訳は『詳注 不思議の国のアリス』の翻訳者と同じく、高山宏さんである。帯にあるとおり、この本、大御所の方々が大絶賛している。

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本の表紙を手帳にインスピックした。おおかみもインスピックした。はじめての手帳に佐々木マキさんのおおかみのスタンプがあれば、合いそうだ。

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さて、ほぼ日手帳2022到着

ほぼ日手帳2022

(2021.9.5) 手帳2021-12

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