手帳

手帳にカラーペン

2021年9月11日

手帳とカラーペン

カラーペンの使いはじめは、トンボABTの配色イメージ別6色セットにした。描画や装飾用のカラーペンをいよいよ手帳で使用開始だ。カラーペンの選択肢は多く悩ましい。

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手帳の文は、ジェットストリームを使おうとしていたが、経年劣化するとのことで別のものを探し、インクフローが良いため、濃いコントラストのはっきりした細かい文字を書ける、パイロットのジュースアップ0.3黒を使っている。テンプレート用にはジュースアップ0.4のカラー10色も使っている。これに色を重ねることができるといいと最初思っていた。ところが、残念ながら、ジュースアップは描線の上にカラーを重ねるとにじみやすい。


ジュースアップは、書き味もインクフローもよく、細かい文字をさらさらと書きあげる手帳の喜びを支えてくれていて、とても気に入っており手放せないので、描線の上にカラーをのせる使い方をするときにはミリペン(製図ぺン)を使うことにした。
長年愛用しているステッドラーのピグメントライナーが耐光性に優れ、色褪せることがなく、書き味も気に入っているので、これを手帳に使っていこうとしたが、カラーを重ねてみると、かすかににじみが出ることがわかった。


そこで、カラーを重ねてもにじまないと評判のコピックマルチライナーを手に入れた。アルコールマーカーのコピックでは、にじまないのかもしれないが、カラーを重ねてみると、かすかににじんだ。書き味はピグメントライナーの方が好みだが、ピグメントライナーよりは、にじみの度合いが小さく、ほとんど気にならなかったため、併用していくことにした。
手帳で使うには、ミリペンの0.3が中心で、細かく描きたいときは、0.1や0.05を使用する。コピックマルチライナーには0.03があるが、細すぎてすぐつぶれるそうだ。


カラーペンはクリッカートやマイルドライナーなどが人気があるようだ。価格がやや高くなるものの、コピックマルチライナーを調べているうちに、コピックを使ってみたくなったのだが、残念ながら、ほぼ日手帳では裏うつりするとのことで選択肢からはずれた。ただ、気分はすっかりカラー筆ペンと可能性の広がり、たとえば色数が多いとか、プロによる指南本があるとか、夢のあるものを使ってみたいといった方向に飛んでしまった。


カラー筆ペンとして、ほぼ日手帳では、ZIGグリーンカラーリアルブラッシュが裏うつりせずに使えるようだし、人気も高そうだ。とはいえ、インスタで文具アカウントとのかかわりができてトンボさんのファン・アート・スタジオのアカウントの広告に目をひかれ、トンボABT デュアル・ブラッシュ・ペンが気になり始めた。


ABTには、テーマ別配色6本セットがあることがわかった。これならテーマ別配色6本セットなら、色の組み合わせがおしゃれで、絵心がなくとも手帳の彩りに楽しめそうだとなり、手に入れてみることにした。定価は1本330円、安くはないが、Amazonでちょうど20%オフのクーポンつきだったのも後押しになった。テーマは最初にノルディックを選んだ。落ち着いていながら明るい北欧風である。

トンボABTの6色セット:アマゾンで購入(Apple Watchに配達表示)
トンボABTの6色セット:アマゾンで購入(Apple Watchに配達表示)
トンボABTの6色セット 3種(表面)
トンボABTの6色セット 3種(表面)


台紙が、セットの6色味を用いて描いたシンプルな絵柄をたくさん配したものになっており、すぐまねしてみることができるようになっている。小さなパーツを組み合わせていくだけだ。原色ではなく、中間色の色の組み合わせで描くと、なんとも心地よい。
コピー紙やラベル紙などにいくつか描いてみて、気に入ったものを切りぬいて手帳に貼るようにすると、はじめてでも、のびのびと楽しむことができる。

トンボABTの6色セット 3種(裏面)
トンボABTの6色セット 3種(裏面)

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はじめての手帳に彩りをそえるカラーペン、基本色の多色セットではなく、配色イメージ別の小セットになっているものを手に入れるのが第1歩としては楽しい。特にABTのテーマ別配色セットは、可能性をはらむ夢がありながら手軽なので、はじめての手帳の彩りあそびにもいい製品だと思う。

(2021.9.11)  手帳2021-15

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あってい

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