55年前の「スピログラフ」を楽しんでから、アプリInspiralに出会った。これはイイ!無料で楽しめるし超オススメだ。手でも描いてみたくなる方がいらっしゃるかもしれない。
アプリ Inspiral
スピログラフ風グラフィックアプリ、楽しいのはInspiralだ!
「スピログラフ」風のグラフィックを描けるアプリがInspiralである。

スピログラフ風を狙ったアプリは他にもあるが、楽しいのはコレが一番だ。まず、リングに相当する固定部分にするパーツと、回転させるパーツの種類の豊富さに圧倒される。数学的な知識がなくとも、体系的に試していくことによって、図柄づくりの原理に迫っていけそうな気配があってテンションが上がる。
アナログ感覚の使い勝手と機能豊富なInspiral
1回の繰り返し模様が完成するまで連続して描かせることもできるし、1回転分ずつ描かせることもできる。
固定するパーツに対して回転させるパーツの噛み合わせの位置を一歯ずつ移動させることがボタンひと押しでできる。
回転させるパーツの中の描くのに使用する穴を体系的に選択するのも容易だ。55年前の「スピログラフ」セットについていた解説書にのっている高度なテクニックを気軽に試してみることができてうれしい。
もちろん、ペンの色、紙の色を変えるのも簡単。固定パーツと回転パーツの組み合わせを複数使ってグラフィックスを描くときの位置合わせ用に回転の中心を位置決めしてピン留めすることもできる。
小まわりのきく描き方も可能
気が利いているのは、回転させるパーツの上に指を置いて手動で回転させられることだ。小まわりのきいた描き方の工夫ができる。
もちろん、デジタル画像が保存されるので、加工は自由自在である。



写真にあるプリント3種は、あえて昔風のシンプルな並べ方にして合成してあるが、大きさを変えたり、他のグラフィックスに組み合わせたりすることができる。
課金もできるが、無料で十分楽しめる
610円支払えば、パーツを増やしたり、ペン・紙の種類を増やしたりできる。アプリをとても気に入ったので、応援する意味で課金したが、無料で十分楽しめるだけのバリエーションのパーツ、ペン、紙が揃っている。
上の3種の写真のうち、はじめの2種は、無料ですべて描いた。3種目は有料の機能を使った。

アプリを楽しんでから、実物の「スピログラフ」にいっそうの愛着を深める
手帳には、描いたグラフィックスの中から4つを貼った。Inspiral、とても気に入った。スピログラフは、55年を経ても、この手に残っており、思い出を確かめることができる。Inspiralのようなアプリ、今後どうなっていくのだろうか。今から55年後にはもうこの世にいない。アプリの魅力に心酔しながらも、実物の「スピログラフ」への愛着がいっそう増すように感ずるのは、つまらない感傷にすぎないのだろうか。
スピログラフの仕組みを理解したいなら
スピログラフを、もっとイチから描いてみたい方には、『アートで魅せる数学の世界』(技術評論社)がオススメだ。パソコンのExcelで描くコツがわかる。数式でもちゃんと初歩から説明してくれている。

(2022.04.03) 手帳2022-117