世界はまる・さんかく・しかくでできている!? ミッフィーの国、オランダから来たアタマのよくなる絵本で遊ぶ!
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絵本「もしかして…」を楽しんだ。赤、黄、青のまる・さんかく・しかくをそれぞれ4つに分けたちいさなかたち、計12枚を組み合わせてつくられた絵が、つぎつぎに絵本のページにおどる。付録として同じ12枚がついてくるので、まずは、絵本にあるとおりに組み合わせて並べてみる。


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難しいところは何もないので、おもしろくなさそうだが、パーツを指で移動させて実際に動かしてみると、これが存外、楽しい。鮮やかな3色の組み合わせで心が浮き立つ。
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ひととおり、絵本にあるかたちを作り終えたら、自由に組み合わせてみる。ああでもない、こうでもないと、パーツをならべかえているうちに、何かに見えるものができることもある。単純だが、ひとしきり遊び続けられる。


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絵本はやみから赤、黄、青の3原色になり、まる・さんかく・しかくが生まれ、まるは同心円に4つ、さんかく、しかくは4等分に分かれ、それを組み合わせて、どんなものでもちいさなかたちでできていることを見せていく。さいごはまたばらばらになって、もとのやみになり、「そうしてまたはじまるの」とあり、さいしょのページにもどるようしむけられる。
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この展開、好きな人にはたまらないけれど、絵本に、感情の機微や、なにか空想が広がるストーリーを求める方にとっては、おもしろく感じられないかもしれない。
まる・さんかく・しかくをテーマにする絵本は何種類もあるが、その中でも、洗練されたセンスがとりわけ光る1冊だろう。
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手帳には、ちいさなかたちを組み合わせてつくったものを貼った。
(2022.01.24) 手帳2022-84