kawaiiはやめられない。手帳でかわいいものを楽しむ。パンダのスタンプを押してみた。かわいいといえばパンダである。
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上野動物園のパンダのスタンプセットを手に入れた。クリアスタンプ9種と、すぐ使えるように、クリアスタンプを貼りつけるアクリルブロックと、黒のミニスタンプインクがセットになった気の利いた一品である。スタンプで有名な「こどものかお」が制作を担当している。
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上野動物園でしか購入できないかと思ったら、オンライン販売をしていることがわかって、早速、注文しようとしたが、スタンプ自体の価格は良心的なのに送料が高過ぎ、あきらめていた。幸い、ヤフオクでリーズナブルプライスで入手することができた。出品者は関西の方で、お土産に買ってきたが、保存していたという。丁寧な包装で大切に届けていただいた。
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名前が決まった新しい双子ちゃんシャオシャオとレイレイで上野のパンダは注目の的になっているところだが、年末にお別れが迫るシャンシャンのスタンプである。かわいい。
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パンダが初めて日本に来たのは1972年だが、少し前から人々の関心を集めていた。わたしが両親からプレゼントされた初めての特大ぬいぐるみはパンダで、1972年よりもだいぶ前のこと、今見ると黒白の柄が少し変だ。そして1972年の前年の1971年に内藤ルネさんの有名なルネパンダが世に出た。
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内藤ルネさんの描くイラストは、同時代を体験した人だけではなく、最近は昭和レトロということで若い方にも人気があるのだそうだ。ルネさんは、日本発の世界語kawaiiの最初の最初を生み出した立役者の一人だといわれている。
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手帳のかわいいデコが日本では目立っていて、マスキングテープやシールの柄の主流も独特である。ややもすると子どもっぽいと大人の世界では片づけられがちなものに対し、普遍的な価値を見出し評価しようとするkawaiiの文化が広く根づいている。
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シニアの手帳にもパンダは登場する。大人になって、歳を重ねて、新しいビジュアルへの感性がどんどん切り拓かれてもkawaiiはやめられない。かわいいと手帳はやっぱり切り離せない。
(2021.10.10) 手帳2021-30