55年前の「スピログラフ」を発見!感涙もの、1967年の初代豪華セットは間違いなくヴィンテージ品だ。
1967年の初代スピログラフ
スピログラフとは?
「スピログラフ」は、歯のついたリングの中を、歯車をまわして独特の模様を描くおもちゃだ。同様の仕組みを使った安価なおもちゃが、デザイン定規、くるくる定規などの名称で、3枚程度の歯車入りで売られているので、ああ、あれね、と思われる方も多いと思う。
元祖は、1965年にイギリスのデニス・フィッシャー考案のもので、1966年に商品化、直後に日本に導入された。当時、爆発的な人気を博したので、同年代の方は懐かしく思われるのではないだろうか。
家で発見、子どものときにおねだりしたスピログラフ
子どものときに、デパートへのおでかけで、おねだりして買ってもらって大切にしていた「スピログラフ」、55年前のセットを、家の中で発見し救出した。


真っ赤な紙箱のパッケージにプリントされた、白人の西欧人が家族で楽しむ和やかな写真は、かの人気吹替ドラマ『奥様は魔女』の時代を彷彿とさせる、ヴィンテージ感たっぷりである。リング2個と歯車18個、バーが2本、ダンボール製の基板に固定できるように、それぞれのパーツには小さな穴が開けられており、赤い頭の短いピンが付属している。

外箱のふたの裏には、2つの固定リングのそれぞれについて、回転歯車18個の一番外側の穴で描いた時に、どのような模様が描けるのか、模様の一覧表がある。

同梱されている解説書が秀逸
箱に同梱されている解説書が秀逸なのだ。一つの歯車をただ回転させていくだけでも、おもしろい模様ができるが、組み合わせていくと、さらに精巧で美しい模様を描くことが可能だ。



どのようにすれば、発展した図柄をつくれるか、子どもには難しい内容まで、お堅い小さな文字で詳しく説明されている。今、ネットや本を探してみても、そんな詳しい情報を見つけることはできない。
憧れのおもちゃ
デパートの売り場にテーブルを広げ、実演しているところを憧憬をもって眺めた子ども時代の一コマの記憶は今も鮮烈だ。箱には、懐かしいデパートの値札ラベルがついたままになっていた。1,440円とある。当時の物価を考えると、おおざっぱになるが10倍ぐらいの値段を考えていただいたらいいだろう。
夢がかなった!初めて描けた高度な模様も
解説書をあらためて読んで、子どもの頃には、難しくてできなかった、いつかは、と憧れていた模様を、はじめて描くことができた。夢がかなったのである。
今、楽しむとしたら?「もどき」とアプリもある
今、楽しむとしたら、どんな楽しみ方がいいか調べてみた。「スピログラフ」は、違うセット構成で、今でも販売されている。思う存分楽しむには「スピログラフ・デラックス」が良さそうである。
これに含まれている22パーツと、同じ種類のパーツのセットが安価で販売されていたので入手してみた。600円で手に入れた。おおむね、1,000円強で入手できるだろう。
リングや歯車の形が特殊な応用セットもあり、手に入れてみた。さらに、素晴らしいアプリを作ってくれている方がいた!スピログラフもどきの使用感、アプリを使ってみた感じを後日、紹介できると思う。(「スピログラフ」という名称のアプリがあるが、ご紹介するのは、別のものである。)
楽しい!
手帳には、ヴィンテージ感あふれる、感激の55年前の「スピログラフ」のパッケージ写真と、中身のセットの様子の写真を貼った。「スピログラフ」、とても、楽しくて、ひとしきり夢中になること間違いなしだ。後日、紹介する「スピログラフもどき」やアプリを使えば、今でも楽しむことができる。
(2022.03.29) 手帳2022-11