窓付き小箱を作った。はがきとおりがみ(デザペ)だけでできる。箱に何をつめようか?旅立ちの日のスーツケースパッキングのワクワクを思い出して、手帳にスーツケースの写真を貼った。
♦️♦️♦️♦️♦️
窓つき小箱は、外側と内側で違うデザペを使っているので、窓の中が映えるのに加えて、中にあれこれ入れた小物が外から見えるのがいいところ。これがはがき1枚とデザペ2枚でできる。窓にはプラ板を使っている。100均素材だけである。
🔶
実は、わたしの投稿にたびたび登場されている、ふりかけクラフトさんの考案である。YouTubeで教えていただいて、またもや作ってしまった。魅力的な作例を考案して示してくださるだけでなく、作り方の確実な手順やコツの示し方がすごくクリアなので、クラフトには縁遠くても、これならできると確信させられ、作ってみたいと動き出させてしまうところが、ふりかけさんの動画のすごいところだ。
🔶
お気に入りのウィリアムモリス風デザペで作ってみた。写真で中に入ってるのは、これもお気に入りのひょうたん型の小型安全ピンである。
🔶🔶🔶
ふたを持ち上げると、スーツケースのふたを開けたときみたいだ。旅立ちに必要なものだけを厳選してパッキングするとき、どれほど胸躍ることだろう。それは、ボストンバッグのときにはない高揚感をもたらしてくれる。
🔶
スーツケースは、日本ではトランクと呼ぶことがある。若い方なら、魔法学校に旅立つハリポタのトランクに憧れるのだろう。希望に溢れたトランクである。
🔶
実をいうと、歳を重ねると、別の旅立ちを考えることもある。人生の最後に、持ち物をおさめるトランクがあるとしたら、何を詰め込むだろうか。魔法のトランクなら、大切なものすべてをつめこめるのだけれど。
♦️♦️♦️♦️♦️
今どきは、キャリーバッグを実際には使うけれど、そんなときも気持ちだけは古びたヴィンテージのトランクに旅立ちのための大切な品々をつめこむときのような気持ちで、そして、中には大切な手帳を入れよう。
(2021.10.12) 手帳2021-31