タロットに挑戦。紙のカード、百人一首で遊んでから絵札が気になる。いかに暗記せず楽しむか?
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タロットカードは、今さら説明するまでもないが、占いに使われる絵札である。大アルカナという22種類のシンボルの描かれたカードと、トランプのような小アルカナという4つのスートからなる56種類のカードで1組となっている。
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いろいろな種類の絵柄のタロットカードのセットがあるため、占いはせず、カードをコレクションしているという方もいらっしゃる。正月に百人一首にゼロからチャレンジしたときに、紙の絵札が楽しかったことから、タロットの絵札に心惹かれるようになった。
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ゼロからチャレンジだ。まずカードを選ぶところから始めた。カードの解釈を説明する際に標準的に使用されるのは、ウェイト=スミス版、通称ライダー版の図柄のセットである。
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解説書としては、多くの人から入門用として評価の高い『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』(日本文芸社)を選んでみた。
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この本は、グラフィックデザイナーの経歴のある著者だけあって、レイアウトが工夫され見やすい構成になっている。また、ソフトウェアの参照マニュアル的な、1冊はもっていてよさそうないい本だと思った。人気があるのもうなずける。カードセットにおまけでついてくるパンフレットにあるような、カードごとのキーワードの列挙ではなく、実践的な解釈例を豊富に見ることができる。
ただ、楽しくゼロから取り組むには先にまずしておいた方がいいことがあるように思えた。
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占うときに、絵札それぞれの絵をてがかりに解釈イメージが広がるように、最初はもっと絵札の絵自体を楽しむのがいいだろう。
まず、同じカードを複数のセットで見比べて絵を楽しむことにしたいと思う。後日、チャレンジする。
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手帳には、人気の「愚者」と「魔術師」のカードを貼った。明るい黄色の背景でポジティブな気持ちにさせてくれる。ウェイト=スミス版のパッケージや広告でおなじみだ。「愚者」のキーワードは自由、「魔術師」のキーワードは創造力。
(2022.01.14) 手帳2022-79