魔法の杖を作った。海外クラフターは魔法の杖がお好き!ロゼットワンドという。海外クラフトの定番。みんなの大好きなミナペルホネンのマステを使ってロゼットワンドを作った。以前の魔法の杖についての考察から新展開!
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以前の投稿で、なぜ、魔法をかけるときに杖を使うのか考え、知恵ある指導者たる老人と杖の結びつきが源流だとした。つぎに、ハリポタの杖もそうだが、西洋の魔法使いの杖は地味なものなのに、きらびやかな魔法の杖はどこから来たのか考えた。
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元々は、先端部分に星がついた杖はよく目にした。だが女の子が好みそうな、今どきの玩具にあるような、きらびやかな杖、ステッキは比較的新しいものであり、セーラームーンなど、日本のアニメがステッキが派手になるきっかけをつくったのではないか。
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海外クラフトでよく作られるというロゼットワンドは、短い杖であるワンドの先にロゼットをつけたものである。ロゼットは、写真のステッキの頭についている、蛇腹折りでつくられた花で、元々フランスのものである。式典の催しのときなどにリボンとともにアレンジして胸につけられていたようだ。
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海外クラフターさんは、ローディッドペーパーバッグとよばれる、おすそ分け袋に、このロゼットワンドを入れるのだそうだ。星のついた魔法のステッキの星の部分をロゼットにすることを思いついた人がいたのだろう。すばらしい。ロリポップカードと呼ばれることもあるので、その場合はペロペロキャンディのイメージだ。
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ロゼットワンド、なかなか華やかである。きらびやかな魔法の杖は、日本のアニメが元というわけでもないのかもしれない。ただ、魔法使いというよりは、妖精だが、海外アニメのティンカーベルがきらびやかな杖をトレードマークのように持つようになったのは、そんなに古いことではない。妖精ティンカーベルが、元々ピーターパンの物語に登場した、初期のアニメには、きらびやかな杖は見当たらない。
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日本でロゼットワンドにかわいい!と胸躍らせるとしたら、アニメにも登場するきらびやかな魔法のステッキのイメージである。少女の誰もが憧れるミラクルパワーの源である。
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ロゼットワンドが、いつごろ発案されたのかはわからないので、日本のアニメの影響についてはなんともいえない。海外クラフターさんは、ロゼットワンドにどのような思い入れをされているのだろうか?元々のロゼットワンドは、日本アニメに出てくるような魔法のステッキとは異なる捉え方をされていたのではないかという気もする。今では、インターナショナルに、きらびやかな魔法の杖が共有されているので、日本と似たイメージを抱かれているのかもしれないが。
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シニアになってもkawaiiはやめられない。日本人のわたしは、ロゼットワンドを手にしてきらびやかな魔法のステッキのミラクルパワーを思い描き、なんともワクワクしながら、手帳のそばのペンたてに飾った。
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ロゼットワンド作りは、ふりかけクラフトさんがYouTubeで見せてくださった方法にしたがっている。ロゼットをマステと画用紙で作るというアイデアである。海外クラフトでロゼットワンドがポピュラーであることも教えていただいた。ロゼットワンドの作り方は何人かの方が提案されているけれど、ふりかけさんの紹介は、YouTube映えする作例で、100均材料や道具の紹介と手順がいつもながらクリアで、すぐに作り始めたくなるはずだ。
(2021.10.16) 手帳2021-33